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Petit fasting一日二食のプチ断食

Petit fasting一日二食のプチ断食

一日二食のプチ断食で8キロやせウエスト10センチ縮小!
うつ病やEDにも効果大

一日二食のプチ断食で8キロやせウエスト10センチ縮小

大阪大学大学院医学系研究科准教授:石蔵文信


昼食を抜いて甘い物を食べる

なぜ、私たちは一日に三食を食べ、十二時になるとそろって昼食をとるのでしょうか。もちろん、その時間になるとお腹がすくという理由もあるのでしょうが、だれもが食事のたびにお腹がすいているのかといえば、そうでもありません。

気づいていないだけで、私たち現代人は、何時になったら食事をとるという「時間的な制約」に縛られ、また、しっかり三食を食べなくてはという「健康志向」にもとらわれているのです。そのため、お腹がすかなくても、食事をとり続けることになります。私はこれが、我々現代人の肥満の原因の一つだと考えます。

実際に、時間ではなく、自分のお腹のすき具合を基準にして食事をとると、太りません。それが、私が考案し、提唱している一日二食のプチ断食です。朝昼晩のどの食事を抜くかについては限定しませんが、昼食抜きは一日二食の流れを無理なく作ることができ、減量効果が得やすいと思います。

仕事をしている人なら、昼食時間の束縛から解放されることで、集中力が中断されることがなくなります。お腹がいっぱいになって、午後に眠くなったり、頭がボーッとしたりすることもなくなります。

ポイントは、夕食までの三~四時ごろにお腹がすいてきたら、ケーキやお饅頭といった甘い物で糖質をとることです。

糖質は脳のエネルギーになって血糖値を上げ、食べた後の二時間くらいは空腹感を感じにくくしてくれます。また、その摂取カロリーについては、昼食を抜いたことで、じゅうぶん相殺されると考えます。甘い物以外でも、食物繊維で作られた市販のゼリー状の栄養食品なども活用することができます。

実は、私自身がこの方法で減量に成功し、その体験から、食事に対する考え方が変わりました。そして、一日二食のプチ断食が誕生したのです。


一日一食は苦しいが二食なら苦しくない

一日一食は苦しいが二食なら苦しくない

私は、今から10年ほど前の四十六、七歳のころから、それまで60キロ台前半を維持してきた体重が70キロを超え、腹回りが太るなど体型がくずれ始めました。

年齢とともに代謝が落ちてきたことが原因ですが、この時期に循環器の救急病院から大学病院の勤務にかゎったことも関係していました。救急病院ではほとんどとれなかった昼食を、とれるようになったのです。

とにかく、あのころは太る一方で、趣味のテニスを続けるためにも、健康のためにも、ダイエットをして体重を落とす必要がありました。

ただ、私は、すぐに結果が出ないとイライラする性分で、何ヵ月もかけるダイエットは不向きでした。それで、昔からある断食の、しかも半断食のような方法で、短期間で体重を落とすことを試みたわけです。

初めは、10日間、昼食を抜く一日二食にし、夕食までの間に甘い物で間食をとるようにしていました。慣れたところで次の10日間を、昼と、朝か夜のどちらかを抜く一日一食にしました。そこから再び10日間を、一日二食に戻したところ、断食を始めて一ヵ月後に8キロやせることができました。71キロ(身長173センチ)あった体重が63キロになり、83センチだったウエストは10センチへって73センチになりました。もちろん、ズボンはブカブカです。

その後は一日三食に戻し、体重が増加する気配を感じたら、同じ方法でダイエットをやりました。あるとき、一日一食は空腹感と飢餓感を伴って苦しくても、一日二食なら苦しくないことに気づきました。一日二食なら続けられると思ったのです。

それ以来、私は毎日一日二食です。このときに、冒頭でもふれた、一日三食を食べなければという考えが必ずしも正しくはなく、思い込みであることがわかりました。

私たちの祖先は一日二食の食事が基本でした。自分が空腹だと感じたときに食べることで、必要な栄養素を必要な分だけとってきたわけです。また食事をとること自体、その消化にエネルギーを使うので、「空腹を感じたら食べる」という考え方のほうがエネルギーの温存にもなります。減量にも健康にも、理にかなったことだと確信しました。

現に、私は一日二食にしてからはリバンドも全くありませんし、胃腸の調子をくずすこともなく、健康診断の結果も特に問題ありません。

知人や友人などにも勧めて、原料に成功した人もいます。私が更年期外来で診察している、うつ病やED(勃起不全)の患者さんにも勧めています。

男性のうつ病の患者さんの場合、食慾不振や睡眠障害からやせていて、回復に向かうと一転して太るのが特徴です。そんなうつ病の患者さんが空腹感を基準に一日二食の食事にすると、減量に成功しやすいのです。

うつ病やEDの患者さんに多い、「ねばならない」という考え方を変えることにも役にたちます。またEDでは、男性は空腹なときほど性欲が高まることがいわれているので、精力アップにつながりそうです。

一日二食のプチ断食では、まず空腹感に従って食事をとるという考えを持つことが大切です。そして、一食抜いて、お腹がすいたら、代わりに間食をとれば、短期的に健康も害さずに減量効果が現れるでしょう。皆さんも、このプチ断食を一度試されてはいかがでしょうか。


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